application guidelines 募集要項

ガンダム GLOBAL CHALLENGE リアルエンターテインメント部門
第2次募集要項
※応募に際しては必ず募集要項(全文)PDFをお読みください。

ガンダム GLOBAL CHALLENGE リアルエンターテインメント部門 第2次募集要項(全文)PDF

■ガンダム GLOBAL CHALLENGEのコンセプト・概要

2009年に登場した18mの実物大ガンダム立像。大地を踏みしめるその姿は、数多くの人々の心を捉え夢の可能性を表現しました。
そしていま、ガンダム40周年となる2019年に向けてガンダムが、日本を、そして世界を動かします。

『夢に挑戦、ガンダムが動く、世界が動く』

世界から叡智を集め、究極の夢に挑戦!18mの実物大ガンダムを、動かすことを目指します。
壮大なる夢の実現のためにプロジェクトチームを結成し、世界中から幅広くアイデアやプランを募集しながら日本が軸となってグローバルなプロジェクトを推進していきます。
最先端の技術と世界の叡智、分野や国境を越えた人々の強く、熱い思いが「ガンダムを動かす」のです。
未だかつてない、史上最高のエンターテインメントをガンダムが実現します。

以上のコンセプトにより展開されるプロジェクト「ガンダム GLOBAL CHALLENGE」(以下、「本プロジェクト」という。)は、ガンダム40周年を迎える2019年に18mのガンダムを動かし、一般公開することを目的にしております。
第2次募集では、選定された「設計アイデア」に対し、更なるアイデアを追加挿入できるオープンプラットフォームを設置。様々な意見を追加募集・集約していく事をガンダム GLOBAL CHALLENGEにおける「オープンイノベーション」と定義し、これを実施することにより、実現可能な基本プランへと集約していきます。
第1次募集では、18mのガンダムを実際に動かすリアルエンターテインメント部門と、視覚的効果を利用した仮想現実で動きを再現するバーチャルエンターテインメント部門の2つの部門がありましたが、第2次募集では、リアルエンターテインメント部門のみの募集といたします。
なお、選定されたアイデアやプランを用いて18mのガンダムを動かし、これを一般公開して運用すること等に関するすべての権利は、一般社団法人ガンダム GLOBAL CHALLENGE(以下、「GGC」という。)に帰属します。

■リアルエンターテインメント部門 第2次募集内容

18mのガンダムを実際に動かし、それをエンターテインメントとして成立させる具体的なアイデアや設計プラン(以下、「設計アイデア」という。)を募集します。
その際、全体プランの提案、または、一部の技術、素材、システム構造のみの提案による応募でも構いません。
例:動力、制御システム、素材、構造等における専門分野等
第1次募集で選考された設計アイデアに対するオープンイノベーションとしての追加アイデアの応募はもちろんのこと新しいアイデアの応募も可能です。
一般社団法人GGCの目的である「技術の発展に寄与し、独創的で技術的に可能性があるアイデア」には、プロジェクトの基本計画に採用、追加挿入されない場合でも応募アイデアとして選定し、賞もしくは助成金を授与することがあります。

■オープンプラットフォームについて

第1次募集により選考された「設計アイデア」を発表し、技術的なアイデアを追加挿入が可能なオープンプラットフォームを本プロジェクト内に設置しました。第2次募集では、オープンプラットフォームで発表された「設計アイデア」に対する様々な意見を募集し、基本設計に反映していきます。

■応募から本事業への参加の流れ

第2次募集により応募されたアイデアや設計プランは、外部有識者を含む選定委員であるガンダムGLOBAL CHALLENGEリーダー(以下、「GGCリーダー」という。)で構成されるガンダム GLOBAL CHALLENGEリーダーズボード(以下、「GGCリーダーズボード」という。)によって審査され、オープンイノベーションによる追加または新しい「設計アイデア」として選定された場合、基本設計に追加、反映させていきます。
応募したアイデアや設計プランが「設計アイデア」として選定された応募者は、「ガンダム GLOBAL CHALLENGEメンバー」(以下、「GGCメンバー」という。)として正式に認定され、GGCおよびGGCリーダーズボードとともに基本設計を立案し、18mのガンダムを動かす本プロジェクトに参加していただくこととなります。

■「ガンダム GLOBAL CHALLENGEメンバー」の役割

GGCメンバーとして正式に認定された応募者(個人/グループ)には、選定された複数の「設計アイデア」と、設置されたオープンプラットフォームから得られた様々な設計アイデアとを参照しながら、基本設計を立案し作成していく諸々の作業に参加、協力していただきます。
GGCメンバーには、「設計アイデア」の立案、提出、計画だけでなく、GGCリーダーに従って、実際の作業や実施に参加していただくこともあります。
GGCメンバーには、研究開発にあたり、秘密保持契約を含む基本契約を締結したうえで、設計にあたって必要になる詳細な18mのガンダムの設計CADデータ等を提示いたします。
GGCメンバーは、GGCリーダーの指示に従い、他の「設計アイデア」を提出したGGCメンバーとともに作業をすることに同意すること、さらに自分の提出した「設計アイデア」が他のメンバーが提出する「設計アイデア」に集約されることにあらかじめ同意するものとします。
GGCは、GGCメンバーに対し、本プロジェクトの研究開発、検証作業のため、GGCが必要と判断した金額、範囲の助成金の交付をすることを予定しています。

■応募資格

全世界を対象とし、個人/グループは問いません。

  • 未成年者が応募する場合は、親権者またはその法定代理人の同意が必要となります。
  • 審査の公正さの観点から、本プロジェクトに関し、GGCおよびその関連会社ならびに株式会社創通および株式会社サンライズ、バンダイナムコグループ(会社に関連する役員、従業員、委託先、これらの家族、親族などの関係者を含む。)による応募を禁止いたしますのでご了承ください。

■安全要求

本プロジェクトのガンダムとそれに伴う施設が設置されたことに起因して、周辺の環境、近隣住民や来訪者等の生命・身体の安全に影響を与えないこと。また、設置後3か月間運用することを前提とした耐久性があること。

■第2次募集から選定、基本設計の決定までのスケジュールと流れ

第2次アイデア募集(2015年11月2日募集開始、2016年2月29日応募締切)
本プロジェクトの応募者は、WEB(https://www.gundam-challenge.com)にて公開される応募書類(事前エントリー)と、企画提案書を作成の上、申し込みください。

審査(2016年3月~2016年7月)
GGCは、GGCリーダーズボードにより「応募者が応募資格を満たしているか」、「2019年春までに技術的に実現可能か」、および「提案がガンダムの世界観に合致しているか」について審査いたします。なお、応募書類だけで判断が困難な場合は、個別に応募内容について確認させていただく場合がございます。

「設計アイデア」に選定(2016年9月)
新たなアイデアは、GGCリーダーズボードの審査を経て選定されます。選定された優れたアイデアは、「設計アイデア」に追加・集約されます。同時に、GGCリーダーズボードの審査を経て、新たなGGCメンバーの認定も行います。
なお、「設計アイデア」として選定された応募者は、GGCとのチーム協定書の締結を経て、正式に「GGCメンバー」として認定されます。新たな「設計アイデア」が選定された場合には、その旨を公式HP上で発表し、掲載され、公開されます。
また、第1次選定の「設計アイデア」に第2次選定により追加・集約された「設計アイデア」をひとつの単位として、報奨金¥1,000,000円が与えられ、「設計アイデア」ごとに関係する第1次GGCメンバーおよび第2次GGCメンバーのチーム頭割で分配されます。

基本設計プラン決定(2016年9月)
第1次、第2次募集のアイデアにより、最終審査が行われ、基本設計プランが決定されます。
なお、GGCおよびGGCリーダーズボードは、最終審査および基本設計プランにかかる「設計アイデア」選定の理由に関しては、その一切を開示いたしませんので、予めご了承ください。

■選定評価項目

企画評価 : ガンダムの世界観に合致しているか
エンターテインメントとして楽しめる要素があるか
技術的評価: 技術的実現可能性
安全性、耐久性、環境への影響、人への影響、法的実現性
システム設計の実現性(検証計画)、電源、制御
開発体制(責任体制、人員、設備、施設、資金的実現可能性)
開発スケジュール(現状の課題と解決するための計画)
技術的な発展可能性、社会への波及効果等

■本プロジェクトの事業要件

『設計アイデアの要件』

  • 全長18mのガンダムを動かす(16~20mを許容範囲とする)こと
  • 本プロジェクト対象のガンダムの型番は「RX-78-2 ガンダム」とすること
  • 地上(宇宙、水中、空中、地中は対象外)での運用が可能なこと
  • 2019年3月31日までに技術的、資金的に実現可能(製作、安全性確認期間含む)なこと
  • 2019年7月から9月までの期間(一般公開の運用期間内)、安全に動かすことが可能なこと
  • 動力源は、18mのガンダムの内外は問いません
  • 最終展示場所は日本国内とすること
  • 一般の方が楽しめるエンターテインメント性があること
  • 周辺の環境、近隣住民や来訪者等の生命・身体の安全に影響を与えないこと
  • 日本国の公序良俗に反しないこと
  • 日本国内で有効な法律、法令、条例、規則に適合すること

応募にあたり、18mのガンダムの参考となる設計参考資料は、事前エントリーいただいた際にダウンロード用URLを送付いたします。

※設計参考資料は、本プロジェクト参加のため必要な限度においてのみダウンロードおよび使用するものとし、その目的外の使用は、一切できません。

『応募者全般に関する要件』
応募者からGGCに提示し、または開示された技術情報は、応募者の事前の承諾なく、必要に応じて、GGCの協賛者、協賛企業、協賛団体等の支援者、ガンダムに関して知的財産権または所有権を有する権利者、もしくはこれらの権利の管理者またはその他の第三者に開示する可能性があることをあらかじめ了解していただきます。
応募者は、応募アイデアが他人の権利(著作権、知的財産権、工業所有権、肖像権、利用権、実施権、許諾権などの有形無形にかかわらないすべての権利)を侵害していないことを自己の責任と負担により確認し、保証していただきます。
応募者は、本プロジェクトの応募ならびに参加に関して、日本法だけでなく、応募者自身の地域的・人的に適用される自国の法律・法令に準拠し、適合していなければならず、これにつきGGCは、その一切につき責任を負いません。

■基本契約の締結

GGCメンバーは、本プロジェクトの実施および参加にあたり、GGCとの間で、機密情報の取扱い、知的財産の取扱い、製造物の完成後の運用に関する事項などを定めた基本契約となるチーム協定書を締結しなければならないものとします。

■ガンダムの技術情報の取り扱い等

応募者は、本プロジェクトへの応募、参加ならびに実施にあたって、GGCから開示された技術情報のうちGGCから秘密等の指定を受けたものについては、GGCが別途定める情報セキュリティ規定に従わなければならないものとします。

■損害賠償その他の責任の免除

応募者ならびにGGCメンバーは、本プロジェクトに関し、事業の遅延、失敗、中止等に関し応募者および応募者の関係者ならびにGGCメンバーおよびGGCメンバーの関係者が被った損害、損失、責任および費用については、GGC、GGCリーダー、GGCリーダーズボード、TVアニメ機動戦士ガンダムの著作権者およびそのビジネス関係者(その役員、従業員、委託先、顧客などの関係者を含む。)に対する損害賠償請求権その他一切の権利を放棄することをあらかじめ同意していただきます。

■計画の遅延、中止等

応募者は、本プロジェクトの計画の遅延、中止について、以下の項目をご了解いただきます。
なお、この場合でも、応募者側に発生した費用やその他の債務および負担について、GGCは、その一切を賠償ならびに負担いたしません。
①本プロジェクトはそのプロジェクトの運用、計画に変更が生じた場合、または技術的事由もしくはその他の理由により、遅延、または中止となることがあります。
②本プロジェクトに関する製造物のGGCに対する引き渡しが、予定された時期までに完了できる見込みがないか、または著しく困難であるとGGCが判断した場合には、本プロジェクトは、遅延、または中止となることがあります。
③本プロジェクトの遂行によりインターフェース、安全要求等の確認に係る技術調整の結果、環境、人員、法令等に影響があるとGGCにより判断された場合、本プロジェクトを中止することがあります。

■準拠法及び管轄

本プロジェクトに関するすべての契約、規約、募集要項、申込書等のGGCの発行した文書ならびにGGCの行為は、日本国法に準拠し、これに従って解釈されるものとします。また、日本語と英語の意味、内容、解釈に齟齬がある場合、日本語が優先するものとします。
GGCまたは本プロジェクトに関する一切の事項、行為につき紛争が生じた場合には、日本国東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所といたします。

■応募方法

(1)応募書類の提出
応募者は、WEB(https://www.gundam-challenge.com)より事前エントリーが必要となります。エントリーページより「応募者情報の登録」を行ってください。
エントリーは、オープンプラットフォームに対する「追加アイデア」と「新規アイデア」の2種類がありますので、エントリー入力時にご確認ください。
登録完了後に自動返信メールにてパスワードおよび「18mガンダムの設計参考資料」のダウンロードの方法をお知らせします。

  • 企画提案書の書式、様式:言語は、日本語、または英語とします。
    A3サイズ、片面横使い、10ページ以内、使用文字ポイント10Pサイズ以上をPDF形式で保存し、10MB以下でお願いします。
  • 企画提案書に記載する内容は、企画および技術的なことはもとより、本要綱に定める「選定評価項目」および「本プロジェクトの事業要件」を満たすように作成してください。
  • 応募締め切りは、日本標準時間(JST)2016年2月29日23:59までとし、時間経過後はいかなる事由ならびに理由を持っても受け付けはいたしません。
  • 未成年者が応募する場合は、親権者またはその法定代理人の同意が必要となります。
  • グループで応募の場合は、代表者1名を選出し、全メンバーの委任を受けて、代表者が応募してください。
  • 複数案応募する場合は、その都度ログインし、企画提案書を送付してください。
  • 応募者情報の登録の不備により、事前エントリーができなかった場合は、GGCは一切の責任を負いません。

(2)問い合わせ窓口
GGCに対する本プロジェクトに関する問い合わせは、事前に募集要綱をよくお読みになってから、問い合わせフォームよりお願いいたします。問い合わせは日本語、または英語のみとなります。回答までお時間がかかる場合もございますが、ご了承ください。

(3)応募書類の取り扱い
GGCに対して、応募いただきました応募申込書、企画書などの応募書類につきましては、本プロジェクトの審査に使用され、「設計アイデア」として選定された場合は、HPにて公開されます。なお提出された書類に付きましては、その一切につき返却いたしませんので、各応募者で応募内容を控えていただきますようお願いいたします。

(4)個人情報の取り扱い
応募者の個人情報については、本プロジェクトの選定目的およびその遂行ならびに本プロジェクトに直接関連する事項以外には使用せず、応募者の事前了解を得ずに、第三者や外部に公開または提供することはいたしません。
なお、GGCのプライバシーポリシーについては、以下のURLをご覧ください。
http://gundam-challenge.com/privacy/index.html

(5)本募集要項の変更等について
本募集要項は、今後、内容の追加・変更・改訂がありますので、ご注意下さい。
GGCは、本プロジェクトのより良い運営のため、本募集要項の内容等を随時、追加・変更・改訂(以下、「変更等」という。)できるものとします。この場合、GGCサイト内に掲載することにより、その変更等の内容を随時告知し、当該告知以降、変更等がなされた応募要項の内容と効力がGGCとご応募されたすべての方との間で適用されるものとします。